QCD問題

久しぶりに研修を受けました。
といってもこのご時世なのでリモート研修というヤツですね。

研修テーマは「プロジェクト管理」に関するモノだったんですが
その中で一番印象に残ったのが、講師の人が唱えていた

QCDで一番重要なのは「品質」という結論

製造業QCDの三つの柱で成り立っているとされる。 Q品質 (Quality)、Cコスト (Cost)、D納期 (Delivery) を表す。

出典:Wikipedia

いかにQCDのバランスを保つか?というテーマがあるかと思えば
3つのうち、満たせるのは2つ、どれかを犠牲にしなければならない、という正論のような、そうでも無いような主張を目にすることもある。

なのに、講師は「Quolity:品質こそが重要だ」と言い切ったのだ。
結論づけたのだ。
断言したのだ。

その背景にあるのが

品質が悪いものは納品できない。
お客様が品質が悪いシステム、バグが悪いシステムは使えないから受け取らない
もし受け取ってもその後にシステムに問題が発覚すると開発側に責任を取らされることになりかねない
とにかく品質が悪者を作った場合、お客様が勝つのは世の常。

後になって品質に問題が出てくると、取り戻すのに膨大なコストがかかる。

つまり、スタートの時点から品質管理を最重視で取り掛からないといけない、ということ。

これまで受けたセミナーは、いかにQCDで折り合いをつけるか、をテーマにすることが多いのに、この更新は言い切ったのだ、結論付けたのだ、断言したのだ。

品質こそが重要だ、と。

なんだか腑に落ちた気がする。

しかし、それをジブンの主張にするつもりはない。
必ず反論する人とぶち当たるからだ。
なので、品質を重要ししながらも、QCDの折り合いをどうつけるかを考えるポジションで取り組んでいこうと思いました。

似たようなセミナーでも、講師の主張が異なるだけで、新たな発見が得られますね。

やっぱ研修は面白いや。

次はいつ頃に、どういうのを受けようかな。

話のモトになったのはこの本(だったと思う(タブン(知らんケド)))

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